GT観戦|もてぎで感じた時速300キロの轟音と興奮

「ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT。SUPER GT 2025 もてぎ最終戦で撮影したピット前の赤いマシン。」 観戦記
「ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT、ピット前で見せた真紅の輝き。」

モビリティリゾートもてぎ2025|SUPER GT Round8 初観戦記

迫力の爆音、空に響くジェット音、そしてチームの熱気。
“初めて生で観るレース”の魅力を、初めて全身で感じた一日でした。

きっかけは“宇都宮発バスツアー”

AUTOBACS主催のSUPER GT Round8モビリティリゾートもてぎ観戦バスツアー告知ポスター。ARTAロゴ入りキャップとTシャツの特典付き。
AUTOBACS主催「SUPER GT Round8 もてぎ観戦バスツアー」。推しチーム応援グッズ付き!

たまたま彼が見つけた、宇都宮駅発の観戦バスツアー。
渋滞の心配もなく、お酒も飲めるということで即申し込み。
モータースポーツ好きの彼に引っ張られる形で、私も初めてのSUPER GT観戦へ。

YouTubeで予習していたとはいえ、サーキットの世界は想像以上。
会場に着くと、遠くから聞こえるエンジン音だけでテンションが上がる。

お天気にも恵まれ、青空の下で開幕

モビリティリゾートもてぎのスタート・ゴール前。ピットウォークイベントで多くのファンがコース上を歩く様子。
モビリティリゾートもてぎのホームストレート。ピットウォークでファンが続々集結!

心配していたお天気もこの日は晴れ。少し雲はあるものの、観戦にはちょうど良い天気。
空の青とコースのコントラストが映える気持ちの良い一日でした。

F-2B戦闘機のウェルカムフライト!

SUPER GT開催日のもてぎ上空を飛行する戦闘機。ウェルカム飛行の演出で会場が盛り上がる様子。
スタート前、空には戦闘機が飛行。轟音とともに観客席がどよめく瞬間。

防衛省航空自衛隊によるF-2B戦闘機ウェルカムフライトも。
あっという間の一瞬で、カメラを構える間もなく──
何とかおさめられた程度(笑)

でも、空から響く轟音は鳥肌もの。
サーキットの爆音と空のジェット音、どちらも心に響きました。

展示・グルメ・グッズも大充実

SUPER GTの展示エリアに並ぶNISSAN GTR。鮮やかな赤と黒のボディが印象的なGTマシン。
展示エリアでは人気のNISSAN GTRが登場。赤と黒のボディが存在感抜群!

もてぎの広さにびっくり。歩きすぎて足がパンパン。
チームブースでの展示車やグッズ販売、キッチンカーまで、どこも人でいっぱい。
モータースポーツって「観る」だけじゃなく「体験する」お祭りのようなイベントなんだと実感。

ピットウォーク当選!間近で感じる熱気

ピットウォーク中のARTA MUGEN TYPE R-GTピット。整備スタッフが作業する様子を間近で撮影。
ピットウォークで訪れたARTA MUGEN TYPE R-GTのピット。スタッフの動きに息をのむ瞬間。

バスの中での抽選会で、なんとピットウォークパスが当選!
間近で見るマシンは想像以上の迫力。
整備スタッフの動きも速くて無駄がなく、プロの世界を実感。

ピットに漂う静かな緊張感

ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTのピット前で整備を見守るチーム関係者。SUPER GTもてぎ2025ピットエリアで撮影。
ARTAピット前にて。マシンを見つめる土屋氏の真剣な眼差しに、プロの現場の緊張が漂う。

ピットでは、ARTAチームのエグゼクティブアドバイザー・土屋圭市さんの姿も。
静かに腕を組み、マシンを見つめるその表情には、長年の経験と信念がにじんでいました。

赤の8号車が情熱を燃やすなら、青の16号車は冷静な輝きで魅せる──
そんなARTAの“二つの魂”が、もてぎのコース上で交錯していたように感じます。

スタート前のコースで有名人を発見!

SUPER GTもてぎ2025のピットロードでファンサービスをする近藤真彦監督。KONDO Racingの監督として登場し、観客の声援に応える様子。
スタート前のピットロードでの近藤真彦監督。サーキットに柔らかな笑顔が広がる瞬間。

走る車は速くてなかなか追いつけなかったけれど、
スタート前のコースでマッチ監督を発見!思わず激写(笑)

SUPER GTもてぎ2025のピットロードでファンに手を振る鈴木亜久里監督。ARTAチームを率いる姿が印象的。
ARTAチームの鈴木亜久里監督。ファンに手を振りながら、レース前の緊張と高揚が入り混じる笑顔。


さらに、ARTAの鈴木亜久里監督、
そしてエグゼクティブアドバイザーの土屋圭市さんにも遭遇。
レース業界では超有名な方々なのに、とても気さくでファンサービスも神対応。
間近で見るお二人に感動でした。

SUPER GTもてぎ2025のスタート前グリッドでポーズをとるTGR TEAM au TOM’Sのアンバサダー。チームカラーのオレンジが映える。
TGR TEAM au TOM’Sのアンバサダー。鮮やかなオレンジと白のコスチュームが目を引く。


そして、レースを華やかに彩るアンバサダー(レースクイーン)さんたちも本当に素敵。
ステージやグリッドで笑顔を振りまく姿に、会場のテンションも最高潮!

スタート!全身で浴びる爆音

緊張のスタート!エンジン音と歓声が重なり、もてぎの空気が一気にヒートアップ。
緊張のスタート!エンジン音と歓声が重なり、もてぎの空気が一気にヒートアップ。

ついに始まる決勝レース。
時速300km近いスピードで駆け抜けるマシンの爆音が、胸の奥まで響く。
一眼レフを構えても、速すぎて追い切れない(笑)
でも、その“撮れなさ”さえ楽しい。

チェッカーフラッグ、その先に待っていたのは

SUPER GTもてぎ2025決勝戦、チェッカーフラッグが振られる瞬間。レース終了を告げる緊張と感動の場面。
チェッカーフラッグが掲げられ、激戦の幕が下りる。歓声と拍手がサーキット全体を包んだ瞬間。

長い戦いの末、ゴールの瞬間。

午後からの決勝レースは、歓声とエンジン音に包まれながら白熱の展開に。
ARTAチームの2台も最後まで粘り強く走り抜け、観客席からは惜しみない拍手が送られていました。



激戦を制したのは誰だったのか──


2025年スーパーGT第8戦もてぎ 決勝結果

SUPER GT Round8もてぎ2025 GT500クラス優勝マシン、au TOM’S GR Supra。坪井翔・山下健太ペアが見事な走りを見せた。
GT500クラスを制したのはau TOM’S GR Supra!鮮やかなオレンジのマシンがゴールラインを駆け抜ける。

GT500クラス

1位 No.1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)
2位 No.23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)
3位 No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)
6位 No.8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(野尻智紀/松下信治)
8位 No.16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT(大津弘樹/佐藤蓮)

(全63周/優勝タイム 1時間51分05秒545)

GT300クラス

SUPER GTもてぎ2025 GT300クラス優勝マシン、マッハ車検エアバスターMC86マッハ号。塩津佑介/木村偉織ペアが見事な勝利。
GT300クラスではマッハ車検エアバスターMC86が優勝!最後まで粘り強く走り抜いた。

1位 No.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織)
2位 No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
3位 No.666 seven×seven PORSCHE GT3R(H.キング/藤波清斗)

(全59周/優勝タイム 1時間52分23秒835)

帰りのバスでは、ビール片手に写真を見返しながら余韻タイム。
もう少し勉強して(笑)また来年も来たいね、と話しながら宇都宮へ。

あなたの推しはどのチーム?

ホンダ?トヨタ?それとも日産?
GT300クラスも見応えあり。
同じレースを観ても、応援するチームやドライバーで見え方が変わる。
次は推しチームの応援グッズを手に、もっと深く観戦したいです。

SUPER GTもてぎ2025の決勝戦を応援スタンドから撮影。観客席越しにコーナーへ突入するGT500・GT300マシンの迫力をとらえた写真。
スタンドから見守る観客たちの視線の先、全力で駆け抜けるマシンたち。歓声とエンジン音が交わる瞬間。

ごきげんよう。

アクセス|モビリティリゾートもてぎ南ゲート

モビリティリゾートもてぎ南ゲートの地図(Googleマップを開く)

📍 モビリティリゾートもてぎ 南ゲート(Mobility Resort Motegi South Gate)
〒321-3535 栃木県芳賀郡茂木町鮎田
🚗 北関東自動車道「真岡IC」より約40分
🚌 JR宇都宮駅から関東自動車バス「モビリティリゾートもてぎ行き」で約90分
📞 0285-64-0001
🅿 イベント時は駐車場予約制

モビリティリゾートもてぎ南ゲートは、主要イベント来場者が多く利用する正面入口。 白い屋根と「MOBILITY RESORT MOTEGI」の看板が出迎える、ファンの玄関口です。 👉 Googleマップで開く


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