師走の空は二面性|バス停で見上げた、バタバタと深呼吸

師走のバス停で見上げた空。 忙しなく動く雲と、のんびり広がる青空が、今の自分の気持ちを映しているようでした。 日常とエッセイ

師走。
カレンダーだけが、やけに仕事熱心な季節です。

何かと忙しくて、気持ちも足も手もバタバタ。
バス停でぼんやり空を見上げたら、同じ空なのに、右と左でずいぶん表情が違っていました。

右上の空は、雲がせっせと動き回っていて、
「ほらほら、次これ!あれも忘れてるよ!」
なんて、今の私をそのまま映したみたい。

一方、左上の空はというと、

師走の住宅街、バス停で見上げた穏やかに広がる青空と雲
「まあまあ、深呼吸しなよ」と言われた気がした空。


青がのんびり広がって、雲もマイペース。
「まあまあ、そんなに急がなくても大丈夫だよ」
と、肩をぽんっと叩いてくれているようでした。

忙しい理由は、ちゃんと心当たりがあります。
やらなきゃいけない仕事は山積み。
家の大掃除もしなきゃいけない。
年末だもの、そりゃあ忙しい。

……なのに。
なぜか突然、引っ越ししたい気分になって、
物件サイトを眺めては「ここ良いかも」と現実逃避。

さらに追い打ちをかけるように、
「シンプルな生活がしたい」
「私、シンプリスト向いてるかもしれない」
などと、急に壮大な理想を語り出す自分。

片づける前に、暮らしを変えようとするあたり、
我ながら順番が自由すぎます。

でも、バス停の空を見て思いました。
忙しなく動く雲も、のんびり漂う雲も、
どちらも同じ空の一部。

今はバタバタしていても、
そのうち、あの穏やかな青にたどり着ければいい。
大掃除が終わらなくても、
シンプリストになれなくても、
まあ、それはそれ。

そう自分に言い聞かせながら、
今日も私は、少しだけ深呼吸して、
次のバスを待つのでした。

あなたの空は、今日はどんな表情ですか?
ごきげんよう。

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