「今年こそ紅葉を見逃さないぞ」と思い立ち、塩原温泉へ。
スニーカーで正解、パンプスで後悔──そんな坂道を登りながら、
秋の風と吊橋の揺れを楽しむ一日になりました。
塩原温泉の紅葉は、空気まであたたかい
塩原温泉の秋は、空気まで少し赤く染まって見える気がします。
この季節になると、渓谷を包むように広がる紅葉が、まるで秋の絵の具で描かれたよう。
そんな光景を求めて、塩原の吊橋めぐりへ出かけました。
虹の吊橋(にじのつりばし)で気軽に紅葉さんぽ

まず立ち寄ったのは、塩原もの語り館の裏手にある「虹の吊橋」。
ここは駐車場からも近く、気軽に立ち寄れる紅葉スポット。
川沿いを歩けば、赤や黄の木々が風に揺れて、まるで秋が踊っているようでした。
橋の上から眺める渓谷の絶景
橋の上から見える渓谷の紅葉はまさに見頃。
青空に映えて、思わず「わぁ」と声が出てしまうほど。
気軽に楽しめる吊橋ですが、景色は本格的。ちょっと得した気分です。
回顧(みかえり)の吊橋へ|絶景と小さな冒険

次に向かったのは、紅葉名所として人気の「回顧(みかえり)の吊橋」。
ただ、こちらは駐車場から吊橋までの道のりがなかなかの下り坂。
パンプスなんてもってのほか、スニーカー必須コースです。
そして何より──私は高いところが苦手。
というわけで、橋の手前で「がんばって!」と見送り係に(笑)
風に揺れる橋を眺めながら、「心だけ一緒に渡った気分」で満足しました。
紅葉とスリル、どちらも塩原の魅力
吊橋から見下ろす紅葉の渓谷は圧巻で、写真撮影にもぴったり。
「塩原温泉 紅葉スポット」として人気なのも納得です。
紅葉と温泉、どちらも主役の秋旅
塩原温泉は源泉かけ流しの宿も多数あり、
「次はどこに泊まろう?」と考えるのも旅の楽しみのひとつ。
日帰りでも、宿泊でも楽しめる塩原の紅葉。
秋の塩原は、紅葉もお湯も人の心も、ぜんぶあたたかい。
何度もまた行きたくなる、そんな季節です。
あなたは“渡る派”?それとも“見守る派”?
秋の渓谷で感じるスリルも、立ち止まる静けさも、どちらも旅の醍醐味。
心が少しやわらかくなる塩原の紅葉散歩、ぜひ歩いてみてください。
ごきげんよう。


コメント