グレートピレニーズと暮らした日々|ツンデレで静かな不思議ちゃん

グレートピレニーズ3頭が並んでリラックスしている写真。 犬物語

犬物語|プリン 第2話

プリンは、言葉のいらない子でした。

呼んでも気分で来たり来なかったり。
甘えるときは、そっと体を寄せてくるのに、
そうじゃないときは、玄関前で静かに家を見守っていたり。

“ツンデレ”というにはかわいすぎて、
“マイペース”というにはあたたかすぎて。

ただ、そこにいるだけで
家の空気がまるくなるような子でした。

ツンとデレの間にある「静かな愛」


普段は距離を保つのに、
眠るときは毎晩、私のベッドに来て寄り添う。

言葉で説明できない、でも確かに伝わる愛。
プリンは “目で話す”子 でした。

じっと見つめて、
「いまはそばにいたい」
「いまは一人でいたい」
それだけで十分だった。

お散歩中にこちらへ向かって歩くグレートピレニーズのプリン。
ゆっくり、ゆっくり。同じ歩幅で歩く時間が、いちばん好きだった。

ドッグランでも、マイペースな旅人


ドッグランでは、他の犬とは遊ばず、
ひとりで風のにおいを追いかけるタイプ。

ある日は、フェンスをひょいっと飛び越えて山へ一直線。
飼い主、全力ダッシュ。(笑)

> ――ピレニーズって、そんなに跳ぶ?(笑)

雪の上を歩くグレートピレニーズのプリン。
雪の日は生き生き。白い体が溶け込む季節。



いや、プリンは跳ぶ子でしたね。

壁と対話する女の子


家の中では、ときどき壁をじっと見つめていたり。
私が一緒に覗き込んでも、何も見えないのに。

「プリンには見えてるのよね。」
そう思うと、なんだか不思議と納得できてしまう。

プリンは、世界の音を静かに受け取る子でした。

新しく迎えた妹と、ゆっくり育った絆


アンジュが来たとき、すぐには心を開きませんでした。
一年以上、距離を保って見つめていた。

でも、それがプリン。
急がず、押さず、
自分のタイミングで優しさを差し出す子。

子犬が先住犬の背中に乗っている、グレートピレニーズ同士の写真。
「ちょっと…重いんだけど…(笑)」姉と妹の、静かな距離感。


そしてその日が来たとき、
その距離は、ちゃんと愛になっていました。


あなたのおうちの子は、「ツンデレ派」ですか?それとも「甘えん坊派」ですか?

ごきげんよう。

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