グレートピレニーズと暮らした日々|天真らんまんな小さな勇者

風を感じながら笑顔のアンジュ 犬物語

犬物語|アンジュ 第2話

アンジュは、小さな頃に揺れる世界を経験しました。
仔犬だったあの日、地面が大きく動いたことを、
彼女はずっと覚えているのでしょう。

地震、雷、聞き慣れない音。
小さな体で受け止めるには、すこし大きすぎる不安。

それでもアンジュは、生きる力で前へ走っていく子でした。
雪が降れば転がり、芝生を見れば一直線に駆け出す。
「こわい」も「たのしい」も、ぜんぶそのまま、まっすぐに。

小さな頃に揺れた世界


アンジュは、まだ幼い頃に大きな地震を経験しました。
あのとき感じた揺れと不安は、心の奥に小さく残りつづけたのでしょう。

だから彼女は、雷や大きな物音が苦手でした。
ドッグランでも、お散歩でも、音が聞こえた途端に
「帰りたい」と私のそばにぴったり寄り添う。

強く見えて、ほんとうはとても繊細な子でした。

雪の上でゴロゴロとはしゃぐアンジュ
雪を見たら転がらずにはいられないアンジュ。

こわさと、そばにいる安心


こわいときは、だれかが必要です。
アンジュにとって、それは「家族」でした。

私が近くにいると、呼吸がゆっくりになる。
ルークがそばにいると、体がふわっと緩む。

その時間こそが、アンジュの安全地帯でした。

ルークとアンジュはいつも一緒にすごしてました
いつもそばにルークがいたね。

走ることは、生きること


でも、アンジュは「弱い」子じゃありません。

外へ出ると、風を切る。
草のにおいを嗅いで、次の瞬間にはもう駆け出している。

砂場ではイノシシみたいに夢中になり、
雪があれば、ためらいなくダイブ。

走ることは、アンジュにとって心の解放。
生きる力そのものでした。

全力で駆けるアンジュの躍動
アンジュの得意技「イノシシ走り」(笑)

家では、ちょっと女王様(笑)


家に帰れば、ベッドの主はアンジュ。
気づけば私は隅っこ。
その遠慮のない感じがたまらなく嬉しかった。

自分らしくいてくれることが、なにより宝物。

花の前でほころぶ優しい表情のアンジュ
世界一可愛いアンジュ←親バカです。


アンジュは、アンジュのままで生きました。
こわさも、楽しさも、ぜんぶ抱きしめて。

そしていつも大切にしていたのは、
「家族との時間」 でした。


こわいとき、不安なとき、そばにいてほしい存在はいますか?

ごきげんよう。

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