犬物語|バロン 第1話
ぬいぐるみみたいにふわふわで、
顔だけちょっと“おじさん”みたいな子に出会いました。
子どもの頃から憧れていたグレートピレニーズ、白くて大きな犬。
まさか、自分の家に来てくれるなんて思ってもいなかったのに。
会った瞬間に「この子だ」と思ったのは、
きっと理由なんていらなかったから。
ここから、笑って、泣いて、
家の中が毛だらけでしあわせだった日々が始まります。
小さな出会いは、静かな奇跡だった
子どもの頃から、白くて大きな犬に憧れていました。
テレビや本で見るたびに「いつか一緒に暮らしたい」と思っていた夢。
その夢はある日、偶然のような顔で叶いました。
ふらりと立ち寄ったペットショップで、
ふわふわの白い子、グレートピレニーズに出会ったのです。

生後60日とは思えない落ち着き。
ぬいぐるみみたいな顔なのに、雰囲気はなぜか“おじさん”。(笑)
胸の奥で「この子だ」と、静かに音がしました。
バロンを迎えた日のこと
車の中でも大人しく、
家に着いてもまったく動じないバロン。
「親兄弟と離れて不安で夜泣きするかも」と
ペットショップの人に言われ、
覚悟して寄り添っていたのに――
本人は、その夜いきなりヘソ天で爆睡。(笑)
(※ この時点で“大物”だったのは言うまでもありません)

初めてのグレートピレニーズとの毎日
我が家で迎えた初めてのグレートピレニーズ。
何もかもが初めてで、毎日が手探り。
「これで合ってるのかな?」
そんな不安もあったけど、
気づけばいつも笑っていました。
ふたりで家族になろうとしていた日々。
思い返せば、すべての始まりはここからでした。
名前にこめた気持ち
どっしり落ち着いた雰囲気と、
どこか気品があるような佇まい。
だから名前は“バロン(Baron)”。
かっこよくて、かわいくて、ちょっとユーモア。
彼は、その名前のまま生きてくれました。
あなたにも「はじまりの記憶」はありますか?
ごきげんよう。


コメント