「荻野貴司、千葉ロッテマリーンズ退団 ― 16年間ありがとう」
― ロッテ一筋16年、感謝と寂しさを胸に ―

夕方、スマホのニュース通知を見て、思わず固まりました。
「荻野貴司、千葉ロッテマリーンズ退団」。
何度も読み返しても、まったく実感がわきません。
彼も今月で40歳。いつ引退と聞いてもおかしくはない年齢とはいえ――
「退団」という言葉には、胸の奥がズキッと痛みました。
球団発表によると、
「荻野貴司選手が今シーズン限りで退団することになりました。本人とはコーチ就任の打診を行うなど、話し合いを行ってきましたが、現役続行の意向が強いことから、本人の意思を尊重し退団する運びになりました。」
とのこと。
ロッテ一筋16年。
ケガに泣きながらも、いつも全力で塁を駆け抜けた姿。
俊足・好守・そして人柄。
荻野貴司という存在は、成績以上に「ロッテの顔」だったと思っています。

正直、動揺しました。
ロッテのユニホームを着て、マリンで引退すると思い込んでいたから。
功労者として、ファンに見守られて最後の打席を迎える姿を――誰もが想像していたはずです。
もちろん、球団にもチーム再編や若手育成という事情があるでしょう。
そして何より、荻野選手が「まだ野球を続けたい」と思っていることも理解できます。
でも、どこかで思ってしまうのです。
球団側が、その現役続行の気持ちにもう少し寄り添い、
“あと一年ロッテでプレーを続ける” という形を提案できなかったのか――。
もちろん、ただのいちファンの勝手な願いに過ぎません。
けれど、16年間ロッテを支えてきた選手への「もう一年」を見たかった、という気持ちは消えません。
どんな形であれ、荻野貴司という選手を応援する気持ちは変わりません。
次のステージでも、彼らしくグラウンドを駆け抜けてほしい。
そして、いつかまた――
マリンスタジアムで“おかえり”と言える日を信じています。
ありがとう荻野貴司。
貴方のプレイ一つ一つが、今も鮮明に心に残っています。
また会える日を、心から夢見ています。

🎵 荻野貴司 応援歌
「ラララ… 駆け抜けろホームまで 荻野貴司
オイ! オイ! オイ! オイ! オイ! オイ! 打て荻野貴司!
ラララ… 駆け抜けろホームまで 荻野貴司」
あなたは“チーム一筋の選手”が去るとき、どんな気持ちになりますか?
ごきげんよう。


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