現実逃避の温泉帰り|澄んだ空に背中を押されて大掃除

日常とエッセイ

現実逃避と称して、ふらりと温泉へ。
忙しさから逃げたはずなのに、逃げた先でこんな空に出会ってしまった。

現実逃避の途中で出会った、空気まできれいな空。

今日の空は、
言い訳も、余計な一言も、ぜんぶ洗い流したみたいに澄んでいる。

山の稜線は静かで、空気はひんやり。
「まあまあ、落ち着きなさい」と
空に諭されているような気がした。

温泉で身体をゆるめ、
空を見上げて深呼吸。

現実逃避は完了です、はい終了。
――なぜなら、頭の中にちゃんと
「帰ったら大掃除」という文字が浮かんでいるから。
不思議なもので、

こうして一度逃げると、
やるべきことに向かう覚悟も、少しだけ軽くなる。
雑巾を持つ手も、たぶん今日は優しいはず。

澄んだ空は、
「ちゃんと休んだなら、ちゃんと戻りなさい」と言っている。
そんな気がして、なんだか素直に頷いてしまった。

さぁ、帰ろう。
大掃除しよう。

現実は山ほどあるけれど、
今日の空みたいに、気持ちはできるだけ軽く。

皆さんも慌ただしい合間に、ホット一息ついてますか?

ごきげんよう。

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